「もうITコンサル辞めたい…」
そう思いながらこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
実は私自身も、これまで何度もITコンサルを辞めたいと思ったことがあります。
クライアントに厳しく詰められた日。
炎上案件で休日も仕事のことが頭から離れなかった日。
人格否定とも取れる言葉を投げかけられた日。
そのたびに「もう無理かもしれない」と感じてきました。
一方で、現在もITコンサルとして働き続けています。
この記事では、現役ITコンサルである私が実際に「辞めたい」と思った瞬間を本音でお伝えします。
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
なお、ITコンサルの仕事がきついと感じる理由については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ITコンサルはきつい?つらい?現役が語るリアル
ITコンサルを辞めたいと思う瞬間7選
① クライアントに厳しく詰められた時
ITコンサルの仕事では、クライアントとの折衝は避けて通れません。
しかし、時には厳しい言葉を投げかけられることもあります。
私自身、プロジェクトの遅延リスクについて報告した際に強い口調で追及され、泣きそうになった経験があります。
もちろん仕事なので指摘を受けること自体は当然です。
ただ、感情的に責められたり人格を否定するような言葉を受けたりすると、「もう辞めたい」と感じることがあります。
② 長時間労働が数か月続いた時
繁忙期のITコンサルは本当に忙しいです。
日中は会議。
夜は資料作成。
帰宅後もチャット対応。
こうした状態が数週間ではなく数か月続くこともあります。
特につらいのは、休日になっても仕事のことが頭から離れないことです。
体よりも先に心が疲弊してしまい、「何のために働いているんだろう」と感じることがあります。
③ 炎上案件にアサインされた時
ITコンサルとして働いていると、避けて通れないのが炎上案件です。
スケジュール遅延。
品質問題。
人員不足。
問題が次々と発生し、毎日のように火消し対応に追われます。
本来やるべき改善活動や提案活動ではなく、目の前の問題対応だけで一日が終わる。
そんな状態が続くと、精神的にかなり消耗します。
④ 要件が何度も変わる時
クライアントの事情やプロジェクト状況によって、要件変更が発生することは珍しくありません。
しかし、
「やっぱりこうしたい」
「前の方針に戻そう」
「別部署から追加要望が来た」
ということが繰り返されると、現場は疲弊します。
苦労して作成した資料や成果物が無駄になることもあり、大きなストレスになります。
⑤ 人格否定レベルの言葉を受けた時
これは正直かなりきついです。
成果物への指摘ではなく、
「本当に理解しているの?」
「そんなことも分からないの?」
といった、人に向けられた言葉です。
もちろん全てのクライアントがそうではありません。
しかし、一部には口調が強い方もいます。
こうした経験をすると、「この仕事を続ける意味があるのだろうか」と考えてしまいます。
⑥ 常にプレッシャーを感じる時
ITコンサルは責任の大きな仕事です。
数千万円から数億円規模のプロジェクトに関わることもあります。
小さなミスが大きな問題につながるため、常に緊張感があります。
プロジェクトの状況によっては、朝起きた瞬間から胃が重いこともあります。
⑦ 成果が見えづらい時
ITコンサルの仕事は、成果が数字で見えにくい側面があります。
何十時間もかけて作成した資料。
何度も調整した会議。
それでも目立つのは問題が起きた時だけ。
頑張りが評価されている実感を得られず、「このまま続ける意味があるのかな」と感じることがあります。
ITコンサルが辞めたいと思うのは普通
ここまで読んで、
「自分だけじゃなかったんだ」
と思った方もいるかもしれません。
実際、私の周りでも「辞めたい」と口にするITコンサルは少なくありません。
高年収な反面、
- 長時間労働
- 高いプレッシャー
- 対人ストレス
といった負荷も大きい仕事だからです。
辞めたいと思うこと自体は決して珍しいことではありません。
それでも私がITコンサルを続けている理由
正直、辞めたいと思った回数だけで言えば数えきれません。
それでも続けている理由があります。
年収が高い
同年代の平均年収と比較すると、ITコンサルの給与水準は高いです。
今転職すると、年収が下がる可能性が高いというのが現実です。
市場価値が上がる
ITコンサルで培った経験は、事業会社のDX推進やIT企画などでも評価されます。
あと数年経験を積めば、より良い条件で転職できる可能性があります。
ITコンサルの年収やキャリアの伸び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ITコンサルの年収は高い?年齢別・役職別に解説
将来の選択肢が広がる
私は今、副業や資産形成にも取り組んでいます。
将来的には会社に依存しない働き方を目指していますが、そのためにも今の収入は大きな武器になります。
ITコンサルを辞めたい時に私がやっていること
転職市場を定期的に確認する
意外と効果的なのがこれです。
転職する気がなくても、自分の市場価値を知るだけで気持ちが楽になります。
「最悪辞めても何とかなる」
そう思えるだけで精神的な余裕が生まれます。
投資や副業を進める
私自身、NISAとブログ運営を続けています。
目的はお金持ちになることではありません。
会社に依存しなくても生きていける選択肢を増やすことです。
副収入や資産が増えるほど、仕事への精神的な依存も減っていきます。
仕事と人生を切り離して考える
プロジェクトは人生の一部でしかありません。
案件が失敗しても人生が終わるわけではありません。
目の前のトラブルに飲み込まれすぎないよう意識するだけでも、少し楽になります。
そもそも自分がITコンサルに向いているのか迷っている方は、以下の記事も参考になると思います。
ITコンサルに向いてる人の特徴7選|向いてない人との違いも解説
辞めるべき人・続けても良い人
辞めるべき人
以下に当てはまる場合は注意が必要です。
- 不眠が続いている
- 出勤前に強い吐き気がある
- 休日も何も楽しめない
- 心療内科の受診を考えている
健康を失ってまで続ける仕事ではありません。
続けても良い人
一方で、
- 一時的な繁忙期
- キャリア上の明確な目的がある
- 冷静に転職先を選べる状態
であれば、少し踏ん張る価値があるケースもあります。
まとめ
ITコンサルを辞めたいと思う瞬間は数多くあります。
私自身も、
- クライアントに詰められた時
- 長時間労働が続いた時
- 炎上案件に入った時
など、何度も辞めたいと思ってきました。
ただ、感情だけで退職を決めるのはおすすめしません。
まずは転職市場を確認し、自分の市場価値を知ること。
そして副業や資産形成によって選択肢を増やしていくこと。
それだけでも、今感じている苦しさは少し軽くなるはずです。
ITコンサルを辞めた後のキャリアが気になる方は、以下の記事でおすすめの転職先を詳しく解説しています。
ITコンサルからの転職先おすすめ7選|経験を活かせるキャリアを現役コンサルが解説
また、勢いで辞める前に、年収を下げずにキャリアを変える選択肢も知っておくと安心です。

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